2007年03月31日
地元の桜
HK裏付近SGとCCBの桜制覇。ほぼ八分咲き。CCB山登り・下りはやはり小一時間。
2007年03月30日
フー・マンチュー
映画「フー・マンチュー」☆必要な教養だったので。リンクはリメイクだが、実際に見たのはピーター・セラーズのオリジナル。最後はエルヴィスで終わる怪作。
2007年03月29日
CP
通常業務。ANDB更新キャッチアップ完了▼T60論文はもはや現状での提出を覚悟しつつ、もしかしてT60へのインプットとして可能であるため、あるいは次のプロジェクトとするため、「民生パワー(CP)」の議論の整理をはじめる。古典と思っていたAdler&Barnett, "Security Communities"が1999年というごく近年(と感じるのはトシのせいか)の出版とは気付かなかった。
2007年03月28日
通常業務、のはずが
通常業務。だがMMのため捗らず。そのうちHAまで...。
2007年03月27日
日本不在のソラナ演説
2月20日付AN紙にキャリーされていたアメリカでのソラナ演説を読んでいて面白かったのは、「多国間主義」のリアリスト的側面が垣間見えた点だ。14日のアーサー・バーンズ・メモリアル・ディナーの場でなされた演説内容として伝えられた内容は、例によって多国間主義を称揚する内容であったが、そこでふれられた(潜在的・将来的)パートナーとしてあげられた国々が、まず中印両国、次いでメキシコ、韓国、南アである。日本がないことにおやと思ったわけだが、昨年末来NATOが関係を強化しつつある日豪両国が見事に落ちているとも言えるのだな。NATOのパートナーシップは「価値」を掲げる米外交や日本外交と表裏一体であることを考えあわせると、その裏側である「パワーの分布」重視路線を垣間見せているのかもしれない。そうだとすれば見事にリアリスト路線である。ただし、同演説の中でこれらの国々が取り上げられた趣旨は、これから国際社会の主要な舞台に登場する(させる)ことになる国々とのことであり、G8に入っている日本を外したのはそういうことかもしれないが。
2007年03月26日
無意味なリスク告知
黄色い帽子でタイヤ交換。依頼すると受付のお姉さんが「作業に伴ってタイヤが破損する恐れがありますけどよろしいですか?」といったことを聞いてきた。もちろんマニュアル通りに聞いているだけなんだろうが、よろしくないわけだ。最近の風潮である、「リスクの告知」ってことなんだろうが、「破損した場合は補償します」とか「お値段をこれだけ上乗せすると補償を付けます」とかじゃなきゃ意味がない気がする。
2007年03月25日
人件費の削減されていないセルフGS
給油に立ち寄ったところ、セルフのスタンドで2名の店員(バイト)が表に立って「いらっしゃいませー」「ありがとうございましたー」と声出ししていた。セルフなので声出し以外することなし。意味ないだろ。
パオロ
書籍読了パオロ・マッツァリーノ『反社会学の不埒な研究報告』「前作があまりにも良かったので見劣りするが水準以上ではある」に一票。
募集委員業務総括
OC。おそらくは近年初の試みとしての3月開催。約1名は期待アリか。同僚Aさんの海兵隊新兵教練にぶっとぶ。OC終了後、募集委員会業務の中で特に担当したムックの評価についてレポートを作成。落ち込む。事務部門への聞き取りの結果、同ムックはあれだけ一生懸命つくったのにまったく配布されていなかったということがわかったからだ。原稿を依頼した同僚諸氏にも申し訳ない気持ちである▼Civil Power関係のソースを調査。Contemporary Security Policyという雑誌がよく引っかかるな。
2007年03月24日
近所のフレンチB
近所の某フレンチBを制覇。サービス三ツ星、水2つ星、料理1つ星半。なぜかと思ったら素材の臭みが抜けていないのであった▼映画「タイタンズを忘れない」☆。Amazonではいやに評価が高いが、映画としては造りにアラが目立つ気がする。
2007年03月23日
ゆとりと学力
しかし新年度の講義に関していろいろ考える。宮台真司のコメントなどを聞けば、「ゆとり教育」と「学力重視」は目指すものが違うのであり、それぞれにまあ正しいことはわかる。前者は成熟社会での生き方、後者は途上国での生き方を身につけるものだ。そしてそれはあくまで中等教育クラスまでの議論ではあるのだが、高等教育でも学長が「百マス計算」などと口走ることがある大学では人ごとではない。思うに、一つの解は「場合分け」かもしれない。講義に即していえば、とりあえず単位が欲しいだけの集団と知的好奇心を持って望んでいる集団に異なる評価軸をもって望むことだ。前者には出席点を算入するが、その代わりに座席を指定して受講態度を評価するとか。ただし、その場合には上級ランクの評価はつけない、とか。
2007年03月22日
クルマのゴミ箱について
通常業務ののち謝恩会。今年はイベントも芸人もなし。さらに最後の花束贈呈は希望者がそれぞれ希望の教員に花束を渡す人気投票方式でかなりムラが出た。と思っていたら花束ゼロ教員にはスタッフが配って回る気配り。いいんだか悪いんだか。同僚Oさんに同愛車である天下のカローラで送っていただいたが、天下のトヨタでも「ちょっと大きめのゴミ箱」ってのは装備していないようだ。
2007年03月21日
茶号
映画「運命じゃない人」☆★板谷由夏。小品としてはまあまあ。映画「渋谷怪談」☆主演は水川あさみだが堀北真希の演技力だけが光る▼書籍読了土屋賢二『簡単に断れない。』☆★久しぶりに買ってみたが少しパワーが落ちている。同時に買った土屋賢二『ツチヤ学部長の弁明』の方が面白いようだ(追記:後日同書籍読了☆☆こちらの方が面白かった)▼近所のラーメン店「茶号」(津軽らーめん)制覇。謳い文句通りきちんと魚介系スープではあったが、麺は平均点。肉はパサパサ。店主は友人らしい近所のあんちゃんとダベっていた。絶対にもう行かないとは言わないが敢えて行くこともないだろう。
2007年03月20日
素数ゼミネタバレ
同僚Mさんが紹介していた書籍吉村『素数ゼミの謎』は書評にネタバレがあり、それだけで納得&満足してしまった。悔しいのでネタバレをキャリーするが、まずこれは大学のゼミではなく、昆虫のセミのことだ。素数ゼミとは、13年や17年という素数の年数で発生するセミが大量増殖するという現象を説明するものだ。で、ネタバレは、素数ではない年数で発生するセミは交雑して爆発的発生はできないということだ。つまり、2年で発生するセミがいたとして、6年で発生するセミとバッティングしてしまうということだ。これが素数の年数なら他のセミとはバッティングしない▼そこから辿って書籍パーカー『眼の誕生 カンブリア紀大進化の謎を解く』も書評のネタバレで満足。ダーウィンも悩んだカンブリア紀における生物の爆発的進化は「眼」が誕生したことによって説明できるとのこと。TV東京で村上龍がホストをつとめる番組「カンブリア宮殿」のファンでもあることから関心を持ったわけだが、要するに諸刃の刃ってことだね。連想されるのは直裁には核兵器だが、パリの進化博物館で見た産業革命以降の人類の爆発的増加の方が、ここから連想すべきこととしては適切なのだろうな(同様のグラフ)。
2007年03月19日
Rカード廃棄
愛して止まない首都圏第四象限の大規模ディスカウンターRのハウスカードを解約。理由: ポイントが溜まったので電子マネー(Edy)に交換しようと思ったら得られるEdyよりも高い価格のカードリーダ(パソリ)を買わないとそのEdyが受け取れないそうだ。ANAのマイレージに交換する場合には、やはり受け取れるマイレージよりも高額な手数料を取られる。殴るリストにソニーファイナンス追加。Rでは今後デビットカードで支払。
ボスニア統計学
通常業務および前任者の時代から残っていた機密書類(答案等)を処理。書籍読了高木徹『ドキュメント戦争広告代理店 情報操作とボスニア紛争』☆☆★。安易に糾弾するわけでも、もちろん翼賛でもないバランスのとれた好著。著者はNスペのディレクターだが、もう一皮むければ本物の調査報道が日本にも生まれそうな。書籍読了鳥居泰彦『はじめての統計学』☆。同僚Mさんに借りた。同僚Mさんとその友人Sさん、それに同僚KさんがSPSSの悩み相談をされているのを見てテキストベースの人間は悔しかったからである。入門書としては最適、というかさすがに易しすぎでは。最後の回帰分析と相関分析だけ見ればよかった。