2007年04月30日
『つっこみ力』と『さらば、愛しき鈎爪』
実は数日前の話だが、書籍読了パオロ・マッツァアリーノ『つっこみ力』。やはりパワーは落ちていると言わざるを得ないが、リテラシー重視の昨今の風潮に異を唱え、つっこみ力と生産的に捉え直す姿勢自体はチョベリグ。書籍読了ガルシア『さらば、愛しき鈎爪』。絶滅したフリをしている恐竜が実は人間の皮を被って現代に生きているという設定でハードボイルドをやるというかなりの無茶にひかれて、要するにはっきり言って設定のみに惹かれて慣れない(しかも結構厚い)ハードボイルドに挑んだわけだが、数ヶ月の時間をかけてようやく読了した。まあまあ。
建築と国際政治
「情熱大陸」で建築家中村拓志のドキュメンタリーを見る。真摯に個別の要望に向き合う建築家の仕事には本当にかなわない。国際政治なんてものをやっていると、究極的には案件は只ひとつの「世界」しかないからだ。
2007年04月29日
2007年04月28日
2007年04月27日
予測変換の僕
申し遅れましたが、最近のマイブーム(みうらじゅん?)はケータイの予測変換通りにメールを打つことである。なかなか楽しいyo
2007年04月26日
忌引き
講義X1, 演習X(3-1)。3年次演習は唯一の学生さんが忌引きでOFF。講義では残り20分でPC電池切れ。欧州論であるが、統合前史はもうすこし簡略化しても良いかもしれない。
2007年04月25日
ちょっといい話(役に立たない学問)
同僚Iさん、Oさん、Mさん、Sさん、そして元同僚Kさんと秘密会。「Sさんが学生にキレた」事件の真相を聞く。Sさんよりも同僚Mさんのキレ具合の方が素晴らしかったらしい。大教室で騒ぐ学生に幼稚園児呼ばわりの鉄槌。他にも騒ぐ学生が頻出したが、ことごとくSさん担当の学生さんだったらしい▼また、OさんとSさんの間で揺れ動いた学生さんの素晴らしいエピソードに爆笑す。具体名を伏せて書くと、その長い物語は概ね以下のようなものだ。まず、ある年に某運動部の学生が同僚Oさんの講義を受講したが、受講態度が悪く同僚Oさんの逆鱗に降れ、暴言を吐きつつその学生は撃墜されていった。その翌年、同運動部の後輩が先輩の敵討ちのために同僚Oさんの講義を受講し、一回も休まず、居眠りもせず、試験直前には同僚Oさんの研究室を訪問して質問攻めにする等して必死に勉強し、見事に好成績を収めたという。まあ、ここまではちょっといい話である。ところが、翌年のゼミ選択の時期にそのリベンジ学生さんは同僚Oさんではなく同僚Sさんのゼミを希望した。まあ、それはそれでいい。しかし、同リベンジ学生さんのゼミ志望動機には、いかに自分がこれまでの人生でいまだかつてないほどに同僚Oさんの講義で勉強したか、滔々と述べられていたという。その上で、XX(同僚Oさんのご専門)ではなく、XX'(同僚Sさんのご専門)を勉強したい、と述べられていたという。それを読んで、面接で「こんなにXXを一生懸命勉強したのに、なぜ、これからはXXではなくXX'を勉強したいのですか?」とその学生さんに質問してしまった同僚Sさんを誰が責められるだろう。すると、その学生さんは「役に立つことを勉強したい」と言い放ったとのことである。同僚Sさんは同僚Oさんに、件の志望動機を見せながらその話を語り、同僚Oさんはその場に崩れ落ちたという。
2007年04月24日
クルマで振り返る戦後
本日はスカイライン発売50周年だそうだ。7月4日にチンクエチェント50周年が来ることは知っていたが、こっちはノーマークであった。ちなみに、EECローマ条約50周年です。
ふじみ野市議会選挙
先日日曜日に実施された地元F市の市議選の結果をようやく確認。月曜に確認した地元紙では最終結果が間に合っていなかったのだ。定数26に立候補30人の準無風選挙だったが、まず新人3人は見事に全員落選し、当選はすべて現職(現職からは1人だけ落選)。さらに落選者4人のうち2人が女性で残る2人は70代の男性。女性で当選したのはすべて政党所属候補であった。
上福岡初制覇
演習(全体講演会)X1、打合せX2、会議X2。着任以来初めて本学の別キャンパスに足を踏み入れた。こじんまりとして事務棟は特に町役場のようであった。その別キャンパスで開催された全学教務会議は2時間に及んだわけだが、他意はないが会議が長いという評判の同僚Sさんの、その会議が長くなる理由が何となく自分なりに分かった。同僚Sさんは文化人類学がご専門であり、思考様式がどうも帰納的のような気がするのである。演繹的に総論から各論に展開していくならば枝葉末節は端折ることも可能だし、長引くにしても全体像が見えているのだが、各論から入っていくので、全体像が見えないままに進行していくことになるようだ。なるほど▼職場での「メール八分」は解消されたらしい。今しがた4日前のメールが届いた▼その届いたメールの内容というのが記念受験したKK。これで今回のKK挑戦の結果は出そろった。合計1勝2敗。
2007年04月23日
実質休講?
講義X3。ただし非常勤先Hでの夜間1齣は受講者がたまにしか来れないらしい社会人1名のみで、20分待って来なければ休講である。非常勤先Hでのもう1齣は今年度より新機軸。これまでは約10年前の教科書を騙し騙し使用していたが、講義開始直前に最新の教科書を発見したので、学生さんと相談の上、こちらにSwitch。さらに、今年度は学生さんに確実にご購入いただき、購入させたからには完全に教科書準拠で講義運営。具体的には音読させつつ読解。本務校でも非常勤先でもまだ学生さんは概ね良好な受講状況を保つ。勝負(?)は連休明けか。
2007年04月22日
プラダを着た悪魔と時をかける少女(アニメ)
映画「プラダを着た悪魔」☆☆★(AA+)21世紀版プリティ・ウーマン。元祖プリティ・ウーマンは80年代的な、男性に抱え上げられてのStep Upだったが、21世紀版「プラダ...」になると自力で、更に言うと女性の先輩に鍛えられていくのだな。もしかして、この系譜を更に過去にさかのぼると「マイ・フェア・レディ」になるのかもしれん。映画「時をかける少女」☆★甘酸っぱいジュブナイルSFの持ち味は変わらない。
2007年04月21日
今期のドラマ
今季のドラマとりあえず一巡したのでリンク集を兼ねて。月21CX「プロポーズ大作戦」☆、火21CX「花嫁とパパ」、火22NTV「セクシーボイスアンドロボ」☆、火22CX「鬼嫁日記 いい湯だな」、水22NTV「バンビーノ」☆、木21TVA「ホテリアー」、木22CX「わたしたちの教科書」☆、木22TBS「孤独の賭け 愛しき人よ」、金21TVA「生徒諸君!」、金22TBS「特急田中3号」、金23TVA「帰ってきた時効警察」☆☆、土21NTV「喰いタン2」☆+、土23CX「ライアーゲーム」、土26NHK「デスパレートな妻たち」☆☆, 日21TBS「冗談じゃない」☆。ちなみにドラマ視聴率を速報するサイト発見▼録画してあった映画「ミニミニ大作戦」を見ようと思ったが、冒頭数分間を見た時点でかなりどうでもいい映画なのではないかという思いにとらわれ、それならいっそレンタルしてでも見るべき映画を見ることに方針を転換。映画「ワイルド・アット・ハート」☆☆★D. リンチ。以前から個人的にトップクラスの評価をしていたが、AAA評価はAA程度に修正する必要があるかもしれないな。ゴスロリ的、90年代的映画。もちろんいい映画ではある。
2007年04月20日
講義内容を急遽変更
講義X2。カリキュラム改変に伴い講義名が変更になった。しかし、講義内容の変更の必要はないと聞いていた。ところが、どうやら講義名が変更になったため、昨年度までに変更前の講義名で履修した学生さんも、(事実上)再度履修登録ができてしまうことになった。しかも、改変過渡期のため、旧講義名でも開講されている。というわけで、前年度までに履修済の学生さんが再度登録しただけでなく、同時に開講されている別名義(だが同内容)の講義と両方登録する学生さんが出現してしまった。ごく少数ではあるが、特にこういった二重登録の学生さんほど意欲が高いので悩ましいところである。検討の結果、やはり名称変更となった科目では内容を刷新することとした。
2007年04月19日
ラジオのHDD録音
オリンパスがHDD録音できるラジオを販売しているらしいという噂を聞いていたが、まだこれから発売であった。ちなみにこちら。直販ページを見ると、やはり5万円程度するようだ。高い。現在使用しているVoiceLabのBossMasterを置き換えるほどではない。
残存兵
演習X3, 講義X1。完全敵前逃亡したと思っていた3年次には1名残存兵。課題図書が間に合わないので、とりあえずはスパルタ英語から。4年次は昨年までの7名が3名に。ここ数年の念願であった卒論テーマ「大貧民における革命思想の研究」が実現しそうである。