2007年04月05日
EUCP就職困難
EUCP論文読了。なかなか面白かった。と思ったらLSEの修論だった。著者は現在OXにいるらしい。しかもバスケをやっているらしい▼森永卓郎のポッドキャストで大学生の就職を取り上げていた。労働政策研究・研修機構のレポート「大学生の就職」で大学をカテゴライズして調査したところ、就職困難校(いわゆる低偏差値)の学生の場合、就職活動開始時期も遅く、活動対象企業数も少ないことがわかったが、同時にこれらの場合に闇雲に開始時期を早め、企業数を増加させても効果はないとのこと。一般的なルート以外の、言ってみればニッチな企業を対象に活動するのが吉との興味深い指摘とのことだが、問題のレポートを探しにいっても昨年分しかサイトには上がっていない。お役所系には往々にしてこの手のタイムラグがありがちで意外に結構イライラする。と書いた裏でアップされていた。ただし、この機構のスタンスとしては就職活動の早期化を警戒する傾向にあるようなので、その点については割り引いて考える必要もありそうだ。