2007年04月30日
『つっこみ力』と『さらば、愛しき鈎爪』
実は数日前の話だが、書籍読了パオロ・マッツァアリーノ『つっこみ力』。やはりパワーは落ちていると言わざるを得ないが、リテラシー重視の昨今の風潮に異を唱え、つっこみ力と生産的に捉え直す姿勢自体はチョベリグ。書籍読了ガルシア『さらば、愛しき鈎爪』。絶滅したフリをしている恐竜が実は人間の皮を被って現代に生きているという設定でハードボイルドをやるというかなりの無茶にひかれて、要するにはっきり言って設定のみに惹かれて慣れない(しかも結構厚い)ハードボイルドに挑んだわけだが、数ヶ月の時間をかけてようやく読了した。まあまあ。
建築と国際政治
「情熱大陸」で建築家中村拓志のドキュメンタリーを見る。真摯に個別の要望に向き合う建築家の仕事には本当にかなわない。国際政治なんてものをやっていると、究極的には案件は只ひとつの「世界」しかないからだ。