2007年06月30日
フランス政治における個人焦点仮説
研究会H。フランス大統領選&議会選について報告。右派の勝利で左派の敗北だが、個人的には前者というよりも後者という気がする。過去の左派(に限らずフランスの政党は全て)は個人商店で、左派はミッテランのそれだった。まだ左派はミッテランに変わるカリスマを得ていない。それだけのこと。というと身も蓋もないが。
2007年06月29日
ドライブスルーのおばちゃん
講義X2。パワポ組はまあまあ。教科書組は節ごとの要約を作って来ることが定着したところで新機軸: 章内部の構造をツリー状に表現させるということをやってみた。学生さんが予習してきていることは大前提だが、なかなか面白かった▼雨のため愛車Aでの通勤の途上、ドライブスルー(DT)を利用したが、いつもならするっと抜けるところをおばちゃんがクルマごと窓口で粘り、10分余計にかかって焦る。DTで10分はすごいぞ。多少余裕を見て出勤していたこともあり、結局3分の遅れですんだが、危なかった▼追加でフランス選挙データまとめサイトをみつける。
2007年06月28日
2007年06月27日
ワーポリ
講義準備X3。演習の最終Rdは各学生さんの興味関心に沿って個別に論文を割り当てるという大サービスを宣言してしまったが、論文を探して来るのはたいへんな労力を要することがわかった▼その過程で、書棚をいろいろ探査していたところ、ラセット他の『世界政治の分析手法』を再発見。学部生時代に今は亡きS教授が教科書にしていた本(の翻訳)だ。学部時代への復讐をかねて、次回教科書べったり講義をすることになった際にはこれを使おうと決心す。
2007年06月26日
2007年06月25日
カウントダウン
講義X3。そろそろカウントダウン。今年のフランス受講者は割とOK。というか、やはり教科書べったりだと取っ付きやすいのか?
2007年06月24日
復帰
レモン2、ちょいマシンにSw8。白パンツに対抗してキック上達
新しい政体か政府間か
続いてN論文も読む。こないだは「新しい政体」だったのに対外政策を論じればおもいっきり政府間では。まあ仕方ないか。
2007年06月23日
niftyのリモートディスク
いつのまにかftpソフト不要で@niftyにおいてあるこのページが更新できるようになっていた▼まず、常用していたftpソフト、ftpcがさすがに不調になってきた。特にインテルMac移行後であるが、ftpcは作者のご厚意によって公開されているフリーソフトなので仕方ないと言えば仕方ない。そこで代替策が必要になったのだが、なんとなく、ブラウザ経由などでサイトが更新できるようになっていたりしないものだろうかと軽い気持ちでniftyのサイトを見に行ってみた。すると、マイキャビというネットワークストレージサービスが開始されており、どうやらこれと@niftyのホームページサービスを連携させることができるらしいことがわかった。マイキャビ自体はAppleのiDiskと同じようなwebdavサービスであるが、これに利用登録(無料)した上で@niftyのサービスと連携させる登録をすると、このネットワークディスクの中に@niftyのフォルダが置かれ、ドラッグ&ドロップでファイルをup&downできるようになった。世の中便利になったなあ▼しかし、職場のサーバにファイルをあげるには依然としてftpソフトが必要な模様。
優生学の本場
IQ: 先に誕生の子ほど高い傾向(毎日新聞)。ノルウェーと言えば危険な優生学の本場だが...。
U先生の投げっぱなしジャーマン
植田編『EUスタディーズ(1)対外政策』購入・落手。U先生、冒頭でお示しの論点が投げっぱなしジャーマンです...。
2007年06月22日
否定的講義の危険
講義X2。千葉の日だが、雨なので愛車Aを出動させたところ、普段1h45のところ2hかかった。失敗。講義はまあまあ。教科書べったりコースは事前に受講生の皆さんに各節ごとのまとめを作って来るようにお願いし、それを見ながら進行した。講義進行は迅速化したとともに、「所詮一般教養なので講義外で準備しない」という状況を強制的に改善できたが、結局受講生さんの作成したまとめをいちいち否定して進めるようになってしまいがちで、この点に注意を要する。
2007年06月21日
卒論指導
講義+演習X(3-1)。4年次演習は報告者報告準備未了のため延期。4年次演習は真珠湾の日を卒論第一次提出日と設定し、そこから逆算して作業工程を組み立てるように指導している。ただし、夏休みは放牧期間となるため、そこでなにかしらのまとまった作業に入っておけるように、夏休み前に問題設定までは終わっているように指摘しておいた。で、まず複数の概論的図書を読み、それらをつきあわせるかたちで報告を行うように言ってあるのだが、それがなかなか終わらないらしい。
2007年06月20日
フランス大統領選結果分析
T60がやや煮詰まったので、月末〆切のもうひとつの課題である仏総選挙分析で気分転換する。が、各大統領候補支持率は選挙期間開始以来ほとんど変化しておらず、変化から要因を拾う方法では不発である。それにしてもipsos/sofres両世論調査機関で基本的な政党支持率調査というものが見当たらないのはなぜだろう。大統領選ではセゴ/サルコともに結局左右各派の90%をつなぎとめ、無党派層を55:45でサルコが拾ったことは事実らしいのだが、これだけではそもそも左派の母数が少ないからセゴが負けたのか、左右両派が拮抗していたから無党派で勝負がついたのか分からない。最近ご無沙汰だったOh!Myニュースにも関連の記事があり、一瞬期待をかけたが、この問題に気付いていないのか、それとも知らんぷりをしたのか不明ながら、要するにまったく分析していない。かろうじて言えることは、先の欧州憲法条約批准を巡る国民投票でシラクにしかけられた仏社会党分断作戦の傷は癒えたのかもしれないということであるが、これとて同分断作戦の結果仏社会党が支持率を既に落としていたということであればそうも言い切れない。振り返ってみるとフランス政治関係の文献でも議会の議席数の変化や大統領選での得票率の変化は見たことがあるが、ベーシックな政党支持率というのは見た覚えがないな。どういうことだ。
2007年06月19日
枠組み国家
T60。それにしても"Framework nation"である。当初WEU絡みで初出の際にはもしかして自分が訳語を作った「戦犯」かもしれないが、「枠組み国家」では完全な間違いではないにしろ、なにか熟れなさが残るのも事実。知っていたことではあるが、仏語では"nation cadre"であり、この場合の"cadre"には「管理職」とか「幹部」という意味もある▼意地を見せて80pのレポートをpdfのままで読み込もうと思ったが、やはり無理。素直に印刷して読み込んだところ、小一時間で読めた。やはりpdfは配布の手段ということか。
2007年06月18日
Apple Remoteの呪縛
講義X3。まあまあ。クラシックな一方的講義スタイルを改革する手法はあるのか。特にリモコンをApple Remote(赤外線)に変更してから教室内を自由に動き回れなくなったことも災いか。要するにやや学生さんがダレ気味。
2007年06月17日
EUBGとAcrobat
T60。関連の良いリサーチペーパー on EUBGを発見。で、そのpdfを編集しようとacrobatで開いたら編集できず、acrobatのバージョンアップが必要らしいことがわかったのでsofmapのオンラインストアでprofessionalのアカデミック・パッケージを購入。内容的にはstandardでいいのだが、standardのMac版にアカデミックの設定はなく、標準価格のstandardよりもproのアカデミック価格の方が安かったのだ。問題はカネで解決。オトナだ...。
久しぶり
肌荒れ疑惑もありサボっていたが久しぶりにK。
レモン2, 時間調整でマシン経由SW8。
好天のためかやや閑散して良。
レモン2, 時間調整でマシン経由SW8。
好天のためかやや閑散して良。