2007年08月30日
Safari3の復元機能はGood
デング熱対策のために家庭などのPCの余力を提供するプロジェクト、World Community Grid: WCG▼Safari3 Public Beta(以下S3PB)を試す。リストされている機能は基本的に全て魅力的で、特にクラッシュした際に再起動後すべてのタブを復元できる機能は現在メインブラウザをFirefoxに変更している(pdfとRSSを閲覧する際を除く)誘因になっているものだ。しかし現時点では著しく不安定なため見送る。とはいえ付言するとS3PBのインストーラにはアンインストーラが付属しており、気が変わった時にはキレイに以前の環境を再構築することができた▼CNETにWin仮想環境の比較記事。既にParallelsを導入済であるので恐いもの見たさ(最近ケータイを買い替えた後もついケータイ売り場で最新の価格を確認してしまうのと同じ心理だ)で目を通したところ、Parallelsはシングルコアしか利用していないのでFusionに速度で大幅に劣るとのこと。しまった...。Pがバージョンアップすることに期待を残す。
モネ・メソッド
本学には開設科目が800以上ある。その交通整理を仰せつかったわけだが、1日半かけて凡そのところは理解した(つもり)。そもそも通常の履修過程だけでも複雑であるが、そこに今年度より教職課程と学芸員過程が加わったため、なんらかの交通整理が必要になったわけだ。教職課程には社会・公民系と保健体育系の2種類があり、時間割的にはこの他に体育系強化指定サークルの練習時間確保の問題が絡む。この他、多くの開講科目数を抱える語学系科目およびコンピュータ・リテラシー系科目との調整も必要である▼手を付ける前は眼も眩まんばかりであったが、教職課程および学芸員課程の設計図を読み込み、既存の時間割上に通常の必修科目と語学・コンピュータ系の科目と併せて教職・学芸員関係の科目をプロットしていくという作業を行ったところ、なんとなく先は見えた(気はする)。大学教員相手に「上から」開講時間を指定するというのは労多くして益なしと思われるので、「欧州統合の父」ジャン・モネの言葉、「概ね正しい方向に向かっているならば最も抵抗の少ない道を進め」に従って作業することとする。私は時として完璧主義者ではない。