2007年01月09日

AV環境構築

昨年末にiM24とEyetv(以下ET)を購入し、TV環境の再構築を図っていたが、なんとなくスタイルができてきた気がする▼ETの利点は電源コードが不要であり、かつPCの内蔵HDDに直に記録するため再利用が容易、さらに念願のCM(30秒)スキップが可能であること、iEPG録画が可能であることであるが、欠点は付属のソフトで倍速再生ができないこと、録画データの追っかけ再生時に録画が終了すると強制的に再生が現時点の放送に乗っ取られる点、繰り返し録画で過去のデータが自動的に上書きされないことなどである▼倍速再生の不備は、mp4(avi)ファイルに書き出してQTで倍速再生すれば一応回避できる。また、同書き出し機能を活用すれば複数の録画データを同時に再生することも可能である。ただし、ETもしくはQT単独で複数再生するとそれぞれの再生データの中で単数の音声しか再生されないため、複数再生する場合にはQTで1つ、ETで1つというスタイルになる。ここで、QTのみで倍速再生が可能であるという条件を加味すれば、QTで倍速再生、ETで通常再生という組み合わせになる。QTでは30秒スキップができないこと、倍速再生に最適なのは一般的に発音のしっかりしたアナウンサー(特にNHK)であることを考慮すると、NHKの番組をQTで倍速再生しながらETで民放の番組を見るというスタイルが合理的だ。これなら、かつてRec-On(以下RO)を使用して倍速再生していたときよりも環境は向上していると言えなくもない。RO使用時は単独再生に限定されていたため、例えば75分のNHKの番組と30分の民放の番組を視聴するには105/2=52分かかっていたが、QT/ET併用で75/2=37分に短縮できるのだ(民放の番組は同時再生)。しかも、単純に両方が倍速になっても聞き取れないが、片方が倍速である場合には、株式市場の時間差二段テロップの原理で意外と視聴可能である▼ただし、やはり裏番組録画の誘惑には勝てず、結局ROは仕舞うことができないようなので、今後はETとROを使い分けていくことになる。そこで、基本方針は、1. 本来的にETに集約したいが、2. 再利用の可能性がある番組はET、3. CMがなく倍速再生に堪えるものはRO、4. 追っかけ再生の可能性が高いものはRO、というあたりか。ちなみに、ET/QT/RO(via Vidi)の併用で3番組同時再生も可能であるが、これはさすがに人間の限界を超えるようだ▼結局複数番組録画環境が必要であったのならば、Captyを2つ買っても良かった気がするが、Captyにも倍速再生の項目が見当たらないんだよな。結果正解か。ROを使用するに際してはCanopusのコンバータを使用しており、これにもチューナがあるので、やろうと思えば2番組を録画しつつ第三の番組を視聴することは可能である。容量を食うDV形式でよければ第三の番組もVidiで録画できる。


posted by 58843 at 00:00| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | きょうのIT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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