2007年07月10日
OC準備
会議X(2-1)。1時間目1年次演習は就職講演会で...。教授会は直前の打合せが長引いて、入ってみたらなんやらもめていたので即刻逃亡。ちなみにその直前の打合せはOC関係。中国産の鰻でも出そうと話していたのだが、研究室に戻ってニュースを見ると業界団体が「中国産鰻は安全です」とかと記者会見していてなんやら逆効果のような。メインはあくまでもシュールストレミングなのだが、委員長に「高校生には喰わすな」と釘を刺される。
2007年07月09日
2007年07月06日
2007年07月05日
2007年07月04日
食OC
T60から手を離して後(決して「完成して後」ではない)、基本的に腑抜け状態になっているのであるが、そろそろ次の小課題、今月末のオープンキャンパスについて考え始める。別に秘密ではないのでバラすが、自分が募集委員時代になぜか恒例化した「食」をテーマにしたものである。昨年度は「国際化の時代に高付加価値化によって対抗しようとする国内農業」が基本テーマで、ブランド牛の他、中国地方の松茸、ではなく松茸としいたけをかけあわせたという「松きのこ」(明らかに松たかこの向こうを張っていると思われる)などの食材を使用した。その他、中国の黄砂問題にも目配りし、黄砂対策として韓国ではやっているという豚三枚肉の焼き肉などを出した。一昨年は正確なテーマは忘れたがジンギスカンとマンゴーを取り上げた。ダチョウ肉や地産地消食材としてのサツマイモを中心に据えたこともあったような気がする。あとはハラル食材とか。さて、今回はシュールストレミングである。どういう切り口で行くか(本末転倒)。とりあえず、発酵食品という切り口を考え、書籍読了小泉武夫『不味い』。だが、この本はあんまり発酵食品じゃないな。本自体は面白いけど。あ、あとシュールストレミングもふれていたけど。
2007年07月03日
勇気を持って断る
1時間目1年次演習。ディベートのまねごと。午後会議X2と昨日の追加取材。学内の担当部署に昨日の件について怒りのメールを打ったところ、どうやら不意打ちでナメた真似をする常習犯が事務にいるらしい。ただ、本人の無能力は本人の責任でなく、採用した側と業務上管理している側の問題だ。なので本人に個人的な感情は持たないようにする。とはいえ、今後も同じようなことをするなら、同人や組織にどんな迷惑がかかろうとも勇気を持って断る旨宣告はしておいた。まったく反省の色はないようなので、きっと同じことを繰り返すだろう。そのときを楽しみに待つ。けけけ。
2007年07月02日
ナメられとる
講義X3。2時間目の講義に遅れていくと、そこにはビデオ・クルーがいて、なんだかわからないが講義を録画するという。完璧な不意打ちだ。かなりむっとしたが、おそらくは広報部のおなじみのナメきった仕事だと推測し、とりあえず撮影を認める。が、あれは本当に広報の仕事だったのか?
2007年07月01日
2007年06月30日
フランス政治における個人焦点仮説
研究会H。フランス大統領選&議会選について報告。右派の勝利で左派の敗北だが、個人的には前者というよりも後者という気がする。過去の左派(に限らずフランスの政党は全て)は個人商店で、左派はミッテランのそれだった。まだ左派はミッテランに変わるカリスマを得ていない。それだけのこと。というと身も蓋もないが。
2007年06月29日
ドライブスルーのおばちゃん
講義X2。パワポ組はまあまあ。教科書組は節ごとの要約を作って来ることが定着したところで新機軸: 章内部の構造をツリー状に表現させるということをやってみた。学生さんが予習してきていることは大前提だが、なかなか面白かった▼雨のため愛車Aでの通勤の途上、ドライブスルー(DT)を利用したが、いつもならするっと抜けるところをおばちゃんがクルマごと窓口で粘り、10分余計にかかって焦る。DTで10分はすごいぞ。多少余裕を見て出勤していたこともあり、結局3分の遅れですんだが、危なかった▼追加でフランス選挙データまとめサイトをみつける。
2007年06月28日
2007年06月27日
ワーポリ
講義準備X3。演習の最終Rdは各学生さんの興味関心に沿って個別に論文を割り当てるという大サービスを宣言してしまったが、論文を探して来るのはたいへんな労力を要することがわかった▼その過程で、書棚をいろいろ探査していたところ、ラセット他の『世界政治の分析手法』を再発見。学部生時代に今は亡きS教授が教科書にしていた本(の翻訳)だ。学部時代への復讐をかねて、次回教科書べったり講義をすることになった際にはこれを使おうと決心す。
2007年06月26日
2007年06月25日
カウントダウン
講義X3。そろそろカウントダウン。今年のフランス受講者は割とOK。というか、やはり教科書べったりだと取っ付きやすいのか?
2007年06月24日
新しい政体か政府間か
続いてN論文も読む。こないだは「新しい政体」だったのに対外政策を論じればおもいっきり政府間では。まあ仕方ないか。
2007年06月23日
U先生の投げっぱなしジャーマン
植田編『EUスタディーズ(1)対外政策』購入・落手。U先生、冒頭でお示しの論点が投げっぱなしジャーマンです...。
2007年06月22日
否定的講義の危険
講義X2。千葉の日だが、雨なので愛車Aを出動させたところ、普段1h45のところ2hかかった。失敗。講義はまあまあ。教科書べったりコースは事前に受講生の皆さんに各節ごとのまとめを作って来るようにお願いし、それを見ながら進行した。講義進行は迅速化したとともに、「所詮一般教養なので講義外で準備しない」という状況を強制的に改善できたが、結局受講生さんの作成したまとめをいちいち否定して進めるようになってしまいがちで、この点に注意を要する。
2007年06月21日
卒論指導
講義+演習X(3-1)。4年次演習は報告者報告準備未了のため延期。4年次演習は真珠湾の日を卒論第一次提出日と設定し、そこから逆算して作業工程を組み立てるように指導している。ただし、夏休みは放牧期間となるため、そこでなにかしらのまとまった作業に入っておけるように、夏休み前に問題設定までは終わっているように指摘しておいた。で、まず複数の概論的図書を読み、それらをつきあわせるかたちで報告を行うように言ってあるのだが、それがなかなか終わらないらしい。
2007年06月20日
フランス大統領選結果分析
T60がやや煮詰まったので、月末〆切のもうひとつの課題である仏総選挙分析で気分転換する。が、各大統領候補支持率は選挙期間開始以来ほとんど変化しておらず、変化から要因を拾う方法では不発である。それにしてもipsos/sofres両世論調査機関で基本的な政党支持率調査というものが見当たらないのはなぜだろう。大統領選ではセゴ/サルコともに結局左右各派の90%をつなぎとめ、無党派層を55:45でサルコが拾ったことは事実らしいのだが、これだけではそもそも左派の母数が少ないからセゴが負けたのか、左右両派が拮抗していたから無党派で勝負がついたのか分からない。最近ご無沙汰だったOh!Myニュースにも関連の記事があり、一瞬期待をかけたが、この問題に気付いていないのか、それとも知らんぷりをしたのか不明ながら、要するにまったく分析していない。かろうじて言えることは、先の欧州憲法条約批准を巡る国民投票でシラクにしかけられた仏社会党分断作戦の傷は癒えたのかもしれないということであるが、これとて同分断作戦の結果仏社会党が支持率を既に落としていたということであればそうも言い切れない。振り返ってみるとフランス政治関係の文献でも議会の議席数の変化や大統領選での得票率の変化は見たことがあるが、ベーシックな政党支持率というのは見た覚えがないな。どういうことだ。
2007年06月19日
枠組み国家
T60。それにしても"Framework nation"である。当初WEU絡みで初出の際にはもしかして自分が訳語を作った「戦犯」かもしれないが、「枠組み国家」では完全な間違いではないにしろ、なにか熟れなさが残るのも事実。知っていたことではあるが、仏語では"nation cadre"であり、この場合の"cadre"には「管理職」とか「幹部」という意味もある▼意地を見せて80pのレポートをpdfのままで読み込もうと思ったが、やはり無理。素直に印刷して読み込んだところ、小一時間で読めた。やはりpdfは配布の手段ということか。