2010年01月16日
受験生の消しゴムと鉛筆市場調査
某大学某教室における受験生の所持する文具の市場調査を敢行▼まず、消しゴムはトンボの"Mono"が圧倒的人気。19/35(サンプル不足につき参考値)もしくは28/90(31%)のシェアを誇る。次点は無印良品5/90(5.6%)、さらにカドケシ2/90(2.2%)。消しゴムはスリーブを外して裸で使用している学生も多く、その場合にブランドは確認不能であるが、結果的に上記以外のブランドは非常に少数である▼鉛筆に関しては、エンジ色の三菱鉛筆製(以下、エンジ三菱)が22/90(24%)、次いで同社製の緑の鉛筆が7/90(7.8%)、トンボ鉛筆(緑と黄色含む)が5/90(5.6%)。後で確かめると、エンジ三菱にはユニとハイユニがあるようだが、調査時点では知らず、さらにいえばそこまでの識別は不能であったと思われるので、まとめて扱う。また、同社サイトを見ると緑色の鉛筆が見当たらないので、見間違いかもしれない。鉛筆に関しても、ムク風の「合格祈願」系鉛筆も多いが、上記ブランド以外に視認できるブランドは極めて少数▼なお、このように消しゴムと鉛筆の双方に明確なトップブランドが存在するものの、消しゴムが"Mono"で鉛筆がエンジ三菱という組み合わせは8/90(8.9%)しかいないため、特に受験生にトップブランド志向があるわけではないようだ。この「両方」率は、"Mono"率とエンジ三菱率が相互に独立であると仮定した場合の出現率に近い(28/90*22/90=7.6%)。見事だ▼さらに調査を進めるため(暇つぶしのネタ探しともいう)、新たな視点を模索したところ、目についたのが時節柄マスクを着用している受験生である。その数17/90(18.9%)。マスクを着用している学生の文具を確認したところ、興味深い事実を発見した。すなわち、消しゴムにおいて"Mono"の利用率が著しく高い。なんと11/17(64.7%)が該当する。エンジ三菱利用者が4/17(23.5%)、どちらでもない受験生が5/17という数字に比べて明確な差異を見せるが、さらに興味深いのは消しゴムが"Mono"である上に鉛筆がエンジ三菱である受験生が3名存在したことだ。全体として8名しかいない「両方」受験生のうち、なんと3名がマスク着用者であった▼マスク着用者は慎重であるか、もしくは両親・教師等のアドバイスに比較的従順な保守性を有すると考えると、そのような慎重もしくは保守的受験生には"Mono"が人気である、あるいは逆に"Mono"使用者は慎重であるか保守的であるという仮説を構築することができるだろう(この時点で『トンボのMono消しゴムを使う子は頭がいい』という新書の出版企画立案可能)。なお、Aさんから、「最近の高校生は普段は鉛筆など使用せず、もっぱらシャーペンであるはずなので、鉛筆は今回のために用意したか、あるいは塾や学校側が用意して配布した可能性がある」旨指摘があった。もっともな指摘であるが、それを考え合わせると、まず、エンジ三菱使用率がマスク着用/非着用で見事に同率(23.5%/24%)であることに驚かされる。エンジ三菱/"Mono"両方使用者がマスク着用者に多いのも、慎重・保守的でるが故に普段から消しゴムでは"Mono"を選択しつつ、同様に渡されるがままにエンジ三菱を使用しているという受験生像が浮かび上がる。というか、エンジ三菱使用率はマスクに左右されないのだから、「両方」率の上昇は専ら"Mono"使用率の上昇によってもたらされたと見るべきか▼ともかくもなんとか無事試験監督を終える。ICプレーヤ交換1件は、ICカードをきちんと挿さずに動作させてしまった受験生の操作ミスと、もう少し挿せば動いたことに気付かなかった監督者の指導ミス。しかし、挿入不十分でいちど動作させ、点滅信号が点灯してしまった装置を使い続けて万が一の動作不良が発生し、再試験になったりすると面倒なので、有無を言わせずに交換したのは結果的に正しかったと信じる。
2009年06月26日
マイケル一郎
マイケル急死。最近、ポッドキャストで(本当はラジオで)面白い論説がある。マイケル・ジャクソン=小沢一郎説というものだ。曰く、デビューが同年であり、その後の節目も重なるというものだ。中で、最近小沢くんは党代表を辞任したが、マイケルも復帰コンサートをキャンセルしていた。今年の総選挙で小沢くんがどうなり、他方でマイケルがどうなるかというのを非常に興味深く見守っていたわけだが、果たして。まとめはTBS RADIO 「MJー小沢一郎 ほぼ同一人物研究」レジュメ (ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル)と「新説:マイケル・ジャクソン、小沢一郎 同一人物説」(後者の方が簡潔)▼報告準備をしていた方がいいのでは。
2008年12月30日
燃えよドラゴンとシザーハンズ
2008年12月28日
2008年12月25日
ダイヤルMを廻せ
映画「ダイヤルMを廻せ」A。なんだか説明的な台詞が盛り沢山なのでフォローが困難かとも思ったが最後は逆化学反応が発生。
2008年12月24日
Love Actually
例年恒例の映画「Love Actually」AA。うまいですね。しかし英国首相がゴードン・ブラウンになってしまった今、多少の物悲しさが残る▼これも毎年恒例にしようとしていたアイスバインだが、昨年調達した近所のスーパーではなぜか今年は取り扱わず。さらに通勤経路のすべてのスーパーを回ったが調達できず。最終的にサイボクハムの疑似アイスバイン「まんぞく焼き」(同じ豚すね肉ながら醤油味)を堪能したが、来年は通販で調達か。
2008年12月23日
熱海殺人事件
映画「熱海殺人事件」AA。超久しぶりに見たが素晴らしい。殆どが舞台系の俳優なので演技がでかいがそれはそれで全体のトーンになっているのでOK。人格がこれで形成されていたことに気づく。「嘘じゃないよ方便だよ」は現在でも座右の銘。音楽が久石譲だったとは知らなかった▼帰宅後に一気に賀状印刷。最初はAさんがWinのパワポで印刷しようとしたが、パワポには余白設定がないらしく、まったく細かな調整ができないのでイラつかれたご様子。結局Aさんの原案を元にMacのOmniGraffleで作成。これはこれでビジネス向けのドローソフトなのでホームな感じのアイテムが全く不足しているが、少なくとも苛つかされることはない。宛名は例年通り葉書ABで作成。Macに切り替えてからの作業はスクラッチからで小一時間で完了。まあ図案原案はあったし、アドレスブック上で発送先のマーキングはできていたからだが。
2008年12月22日
2008年12月21日
2008年12月16日
2007年09月15日
南国読書
書籍読了一気仲正昌樹『ネット時代の反論術』B。まあ「書き散らし」だが時々笑えたのでよし▼映画クストリッツァ「黒猫・白猫」B。基本的に映画クストリッツァ「アンダーグラウンド」のバージョン違い。アヒルの大群とか走るブラスバンド等の断片は同じでWロメジュリにしたもの。ディープなクストリッツァ愛好者以外は「アンダーグラウンド」のみで十分▼基本的には何もしないをしました。
2007年09月14日
南国C
南国C。日暮里駅では最近話題の修悦文字を鑑賞。南国Cでは空港係官(らしい)からチップを要求される。当然すっとぼける。
2007年09月08日
2007年09月05日
凄まじい安っぽさ
キル・ビル Vol.1&キル・ビル Vol.2 AA。凄まじい安っぽさが最高。AZなどで真面目に「日本語が...」とかコメントしているのも見かけるがそれは勘違いも甚だしいというものだろう。修羅雪姫がヤマだが、アタマざっくりは忘れていたのでなかなか爆笑した。
ワーテルロー
新軌道によりユーロスターの英国内での速度向上という記事に目を通していたところ、11月からロンドンの発着駅も変更とのこと。知らなかった。あのWaterlooから北のSt.Pancrasに変わってしまうのか...。嫌がらせみたいで良かったのに。
2007年09月03日
Vodcastイマイチ
愛車Aのビデオポッドキャスト(Vodcast)発見。しかし内容はイマイチ。しかもデフォルトではiPodに持って来れないような...▼問題のNスペは同僚Oさんが録画していたことが判明。借受をお願いする。happy。
2007年09月02日
シュヴァンクマイエルと花火
ヤン&エヴァ・シュヴァンクマイエル展と、ついでに以前から気になっていたKDDIデザイニングスタジオを制覇。後者は行く価値なし。前者では改めて「虚構」について考えさせられた。シュヴァンクマイエルの場合、しかしそれは「地に足の着いた」虚構である。この展示の特色づけのひとつでもあるが、あくまでも触覚という「リアル」への手がかりというかへその緒をきっちりと残しながらの虚構である。それ以外にも、短編・長編を問わず物理法則を堅持していることもある。それによって、非常にリアルな虚構となっている。おそらくは、小国、というよりも全体主義の時代の中での表現として醸成されてきたことが関係しているのであろう▼ちなみに、同展の会場となっているラフォーレ原宿にはラフォーレ原宿・新潟とラフォーレ原宿・松山という2つの非常に哲学的な分家があるのは知っていたが、現時点で分家はこの2つのみらしい。しかしなぜ松山と新潟?▼合併しそこねた隣町Mの花火を真正面から満喫。
2007年08月31日
EMP
結構マークしていたNHKスペシャル「核クライシス」を思いっきりスルーしていたことに気がついた。当初の放映が他の通常見ている番組と重なっていたため、再放送予定を当初よりマークし、直前の旅行前にも再度確認した筈が、なぜか録画データに入っていなかった。ショックだ...。DVD化されるのだろうか...。予告編等を見る限りではEMPまでフォローしていて、なかなかの内容と思えたのだが。